聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
10月第一火曜定例活動

2019102日(火) 曇り時々晴

場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

10月の月初めの定例活動は学校イベントの都合で第一火曜日の10/1でなく翌日の10/2に行い、台風18号が沖縄から朝鮮半島へ上陸するなか関東地方は曇り時々晴れのまずまずの天気の中、作業を実施した。

 

作業開始前の全体ミーティングを終えて本日予定された作業を開始した。全体ミーティングでは作業内容と担当の確認、準備体操、安全注意があり、斜面での上下作業は行わない、蜂(特にスズメバチ)に注意して作業するよう、注意喚起があった。

 

午前中の作業:

イベントの準備:竹材の調達と運搬(伐採と枝払い、所定の長さに切断し、道具小屋へ運搬、古い竹材の処分)を実施した。(午後も引続き作業し、無事完了)

山道の整備:ジグザグ道の谷側の土留めの整備。ジグザグ道の6折り目は横木の腐食が激しいため、現地調達したエゴノキ等を使い、横木を交換し杭で固定した。頂上付近は横木のないところがあり、整備が必要である。今日はできなかったので、次回以降に整備する必要がある。

駐車場の整備:自家用車利用者が増加したため、周りの灌木を除伐して駐車場を拡張整地した。

 

午後の作業:

秋の植物調査を以下の4つのコースに分けて実施。
①西尾根~校舎裏~芝生広場~東尾根見晴らしの丘~切通し~森の広場
②グランド脇~寮跡地~東尾根谷の道~小馬場下
.雑木林~ジグザグ道~アサダ広場~東尾根~森の広場
④森の広場、第二広場周辺

 

各グループは調査資料(場所、植物名を記載)を事務局に引き継いだ。今回1コースを担当した、私個人としては、初めて見たオケラの白い花1株が印象に残った。

 

最後に道具の手入れを行い、作業後ミーティングで作業内容確認、ヒヤリハット(一件発生)の確認後散会した。


【参加者】17名:飯塚、家、池田、猪瀬、上林、清水、代田、長岡、中川原、林、原田、福原、前田、

     槙田〔写真〕、望月、森田、更科〔ゲスト参加〕 

報告}中川原


山道の整備・・・杭を打って谷側に横木を固定

駐車場の拡張・・・古い放置材を掘り起こす

秋の花・・・印象に残ったオケラの花

山道の整備・・・枯損木をチェンソーで切断処理

子供の蛇 ・・・掘り起こした材の下からヘビが

陶秋の花・・・カシワバハグマの花が満開




聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
10月第三土曜定例活動

20191019日(土) 曇り時々晴

場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

朝、高尾駅に着くと、いつもと違い閑散としており、北口森林科学園方面の道路一帯が泥水で洗われていた。高尾周辺の台風による被害の大きさを予感させた。陣馬高原行のバスもない。大久保止まりだ。行く先々で目にする泥を被った傷跡や流木が気になった。学園につながる道がヒノキ林の表層崩壊で道がふさがれ民家に土砂が流れ込んでいたのだ。(21日現在も、陣馬高原行バスは大久保止まり。学園行きのバスも大久保止まり。)

 

パウロの森の中の被害が気になったが、山肌や森の木々にはさほど変化はない。森の中の作業道などもやや雨水に洗われた感はあったが、それほどでもない。当日作業の中で行った各尾根筋等の被害調査報告によると、沢の増水による作業道崩壊の報告が2か所あったが、それ以外はほぼ平常通り。日ごろの間伐等による森林整備の成果が出ているようだとの報告があり、皆ホッとした。

 

    今日の主な作業は以下の通り。

    各尾根筋の台風による被害調査

     一部堆積した枯木の処理。また、沢渡の作業道は岩石がすべて流出したため、別途丸太の橋を架ける方向で検討

     高尾山森林マラソンルートの下見

     今後のイベント等で使用する雨プロ用テント張りの資材確認と保管場所の整備とテント張りの作業確認


【参加者】14 

報告}池田正博


A渡りの谷底:谷底の道が流失

B渡りの谷底:谷底の道が流失