森の生きものを探そう! 2016年8月7日

 当日の天気は、温度が高く30度を超える晴れた1日で、26名(うち子ども11名含む)の参加者でスタッフ10名で行いました。 プログラムは、午前がパウロの森で「森の生きもの・樹木」の観察、午後が少し下にある渓流で「水生生物」の観察です。 参加した子どもたちはパウロ学園広場に着くなり、バッタ探しに夢中。ヘルメットを着用し開会式を行い、いよいよ観察会のスタートです。見晴しが丘でチョウチョを追っかけ、昆虫探しに大忙し。朽ち樹木でルリボシカミキリ、オサムシを見つけました。森の広場に着いて小休止し、第2広場のクヌギ・コナラの樹液にいるカブトムシ・コクワガタ・カナブンに大興奮していました。

 昼食後渓流へ。水に濡れて良い靴や服装に着替えて水生生物の観察です。川の土手からロープを伝って渓流に降り立ちます。冷たい水にキャッキャと歓声を上げ、タモ網などでサワガニ・トビケラ・カゲロウ・カワゲラ・ヤゴ・オタマジャクシ・カジカ・アブラハヤなど沢山捕まえ、観察後に放流しました。

 最後に「パウロの森に昆虫、渓流に多くの水生生物がいるのは、森が豊かで水を綺麗にしているから」と説明すると、大人も子どもも肯きながら聞いていました。親子が一緒になって笑顔で活動していた光景、帰りに「また参加したい」のコメントもいただき、嬉しかったです。なお、全員が無事故で終了しました。