落ち葉で遊ぶ、作る、食べる?!2016年11月23日

 雨が心配されましたが、実施当日は曇りで、欠席者もなく予定通りのバスで高尾駅を出発。到着したバス停から、会場であるパウロの森まで歩く途中から、子どもたちは、木や草、木の実、虫、石ころ、地面の穴などなど、道端のあらゆるものに興味津々で、なかなか前に進めないほど、たっぷり遊びながら行くことができました。

 午前中は、開会式での安全確認、体操のあと、まずスタッフオリジナル制作の『葉っぱの一年』と題した紙芝居で、本日の活動の動機付を行いました。その後森の落ち葉等を集め、焚き火、焼き芋の準備。普段めったにできないマッチや、焚き火には、親子ともども楽しみながら、一生懸命取り組みました。

 焼き芋ができるまでの時間は、『落ち葉の額』と『落ち葉のしおり』作り。自分で森の中から集めた落ち葉などで、クラフトを楽しみ、それぞれが満足できる作品が完成しました。


 昼食はまず、焼き芋から。どの班も上手く焼きあがり、満足そうな笑顔がひろがりました。午後はネイチャーゲームを実施。全員での『どんぐりじゃんけん』でスタート。最初に配られた3個のどんぐりが、じゃんけんの勝ち負けで、増えたり減ったり、参加者全員が大騒ぎで楽しみました。

 最後のプログラムは『葉っぱコレクション』。森の中で、「丸い葉っぱ」や「さまざまな色がある葉っぱ」など、与えられた内容に沿った葉っぱを集め、みんなでその印象などを話し合いながら、他の人との感じ方の違いを知ったり、自然の美しさや不思議さに心を通わせることができたようでした。

 活動の途中雨が少しぱらつきましたが、予定の内容を全て行うことができ、事故も無く、無事終了することができました。活動時間の最後まで、焚き火をつついたり、森の中で遊んでいる子どもたちの姿に、自然の中での“実体験”プログラムの大切さを改めて感じました。