竹の水鉄砲作りと昆虫探し 2017年8月20日(日)

 前日までの不安定な天候も落ち着き、曇り時々晴れの比較的安定した天候となりました。高尾駅に集合、臨時増発便のバスで予定通り出発。到着したバス停からパウロの森まで歩きながら、子どもたちはみんなで、落ちたいが栗で遊んだり虫を探しながら、すでに交流が始まったようです。当日、雨が心配されたのであらかじめタープが張られていました。開会式では、プログラムの確認、安全注意、準備体操を行ったあと、4班に分かれて活動を開始しました。

 

 最初は、スタッフから竹の成長についての話を聞き、そして「竹の水鉄砲」作り。親も子も自分の鉄砲を作ります。竹筒にあわせ、押出し棒にスポンジと布を巻きつけますが、なかなか難しく何回も太さを調整しながらの作業です。なんとか全員が完成。あわせて「竹のろうそく立て」と竹の節を輪切りにした「カエルバッチ」を作りました。そしてみんなで行った水鉄砲の的当て大会は大盛り上がり。用意された的めがけて何度も水を飛ばしました。買ってきたものより、自分の手で作リ上げたおもちゃで遊ぶ喜びと満足感は、とても大きいものなのだと感じました。

 

 昼食後には、用意されたハンモック、竹馬、竹ぽっくりで遊び、その後班ごとに昆虫探しに出発です。大雨の後の影響か、大型の甲虫は見つけられませんでしたが、何種類ものバッタなどを、自分の手で捕まえ、観察することができました。また色々なキノコも見つけることができ、とくにたくさん生えていた「タマゴタケ」の色や形にはびっくり。楽しい観察会になりました。子供たちが昆虫探しの間、お母さんたちは叩き染めに挑戦。力強くたたき、日頃のうっぷんを晴らせたという声が聞こえました。出来栄えにも満足したようでした。

 

 閉会式では、子どもたちから活動した内容の報告。びしょぬれ、泥だらけともなりましたが、事故なく無事終了。親子が楽しくふれ合いながら、夏の一日を森の中で思い切り遊ぶことができました。