シジュウカラの巣箱を作ろう! 2018年11月4日(日)

 当日は朝から曇り空。参加家族の方々が高尾駅に集まりバスに乗車。大久保から徒歩でパウロの森へ向かいました。子供たちは鼻歌交じりに道を歩いていました。

 

 開会式では楽しいオリンピック体操で心と体をほぐします。その後、2班ずつに分かれてシジュウカラの巣箱作りと森の自然観察を実施しました。雨がぽつぽつ落ちてきたので、スタッフが素早くタープを張りその下で活動を続けました。

 

 巣箱作りを始めたとき、子ども達は日ごろ鋸や金槌を使うことがないようで、ぎこちなく動いていました。ですが班長やお父さんたちの力を借りているうちに、しっかりと道具を使えるようになり、真剣な表情で頑張っていました。出来上がった巣箱を抱えて嬉しそう。

 

 自然観察では、五感を使い、葉の香りを嗅いだり、小鳥たちの好きな木の実を見つけたり、シイタケのホダギや頭を出したナメコを触ったり、タヌキのため糞の場所に芽吹いたイチョウの実生に目を見張っていました。旅をするアサギマダラの幼虫をキジョランの葉に見つけて「冬を越すの?」と不思議そう。高木に掛けたムササビの巣箱に「凄いね!」と感嘆の声。

 午後はエゴノキの丸太切り体験。ノコギリは難しそう。コツを覚えて2枚3枚とチャレンジする子もいました。お母さんたちも負けてはいられないとチャレンジ。家族に良いお土産ができましたと嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎます。幸い雨も上がり、閉会式の後、参加者の皆さんをバス停まで無事にお見送りすることが出来ました。手を振りながら「また来年も来るね~!」と皆さんから嬉しいお別れの言葉をいただきました。