子ども森林インストラクター養成講座①

「森の探検とタープ張り、デイキャンプ」 2020年12月20日(日)

「子どもインストラクター養成講座」とは、(一社)日本森林インストラクター協会(通称FIJ)が今年度、文部科学省の助成金を受けて始めた事業です。パウロの森くらぶでも3月初旬までに3回実施することになりました。

 

 9時半に森の広場に子ども6人、保護者5人が集まりました。開会式を行い、安全注意、体操のあと、パウロの森の探検に出発しました。今回は「自然ビンゴ」にも挑戦。9種類の樹木、山野草を歩きながら探して順番にチェックしました。子どもが対象のイベントですが、保護者の皆さんも一緒に楽しんでもらいました。ビンゴを完成させて、森の広場に到着。

 少し休憩して、次は「火起こし」プログラムです。実は参加したご家族のほとんどが、パウロの森くらぶの公募イベントで「火起こし」の体験をしています。今回は子ども一人(一家族)にカマドを一個担当してもらって、火を起こしてもらいました。火が付いたあとは昼食の時間。カマドの前に座り、お弁当を食べているご家族もいました。

 午後はロープワークとタープ張り。まず必要なロープの結び方を練習しました。「巻き結び」がなかなか難しい。大人の皆さんも一緒になって練習。そのロープワークを使って大きなタープを張りました。

 真冬の森はとても寒かったので、残しておいたカマドの火で温まりながら閉会式。

 

 「子ども森林インストラクター」の称号を得るためには、4回の講座に参加する必要があります。パウロの森くらぶでは3回のみの実施なので、他の団体のイベントにも参加することになります。

自然のこと、森のこと、いろいろ学んで「子ども森林インストラクター」になって欲しいですね。